親知らずは抜かないといけない？
親知らずとは、一番奥に生える歯のことをいいます。しかしお口の大きさによって、うまく生えそろわない方がたくさんいらっしゃいます。それが原因で上手に歯ブラシが届かず、菌がたまって体が疲れた時に腫れたり、隣の歯とともにむし歯になってしまうことがあります。しっかりと噛み、清掃も綺麗にできる親知らずは、抜く必要はありません。また抜歯の際にはどうしても一時的な出血、腫れ、痛みが伴い、神経の麻痺のリスクがあります。ですが結局抜くことになってしまいそうな状態を放置してしまうと、仕事や家事が多忙な時期や、女性の場合ですと妊娠・出産といった薬が使いづらい時期に腫れてしまうといったライフイベントに支障が出てきてしまう可能性があります。
桑名COCO歯科では清掃指導を徹底し、レントゲン、CTを撮影して、患者様のお口の全体的なバランス、健康の維持に支障があるかどうかを判断し、現在の症状に応じた最大限の処置を行います。その上で将来のリスクを踏まえて抜く・抜かないの診断を行います。
一般的に親知らずは、大きな病院に紹介状をお持ちいただき、そこで治療してもらうケースがほとんどです。しかし大病院ですと、とても混み合い、治療までにかなりの時間がかかってしまうのが現状です。当院では大学病院で口腔外科を専攻したドクターが在籍しておりますので、通常は大学病院でしかできない小手術の治療も安心して受けていただけます。
また不要と考えられる親知らずを、歯が無くなったアゴの必要な部分へ親知らずを移植する治療も行なっております。
