残念ながら歯を失ってしまった場合は、他の歯を守るためにも噛み合わせのバランスを回復してあげなければなりません。その際の選択肢として、インプラント・ブリッジ・入れ歯が挙げられます。
インプラントは人間の体に親和性のあるチタンを用いた人工の歯根です。噛む能力は、もともとの歯にも負けないくらいで、まるで歯を取り戻したかのような感覚で違和感もなく、毎食後に取り外す手間もありません。また、残っている歯を削る必要がないため、他の歯に対して優しい治療です。一般的に、手術は患者様が思っているほど、痛くはございません。現在は、インプラント治療後の９０％を超える患者様が１０年以上問題なく使えていることが分かっています。しかし、金属であるインプラントは、体にとっては永久的に異物であることは変わりありません。桑名COCO歯科では、埋入したインプラントをより長く快適に使用いただくために、定期検診で、お口の全体の噛み合わせのバランスの調整や炎症のコントロール、医院やご自身で行うメンテナンスを含めたアフターフォローを重視します。有害な要因を取り除くことによってインプラントの寿命を延ばし、半永久的に使い続けていただくことを目指します。
必ず歯科用CT撮影での診断を行います。
成功するインプラント治療はアゴの骨の厚さや幅といった状態の把握が必要です。CT画像による３次元的な正確なシミュレーションは、レントゲンでは分からなかった埋入するインプラントの理想的な長さや角度を導く指標となります。また、多数の連結を予定するインプラントや、前歯へのインプラントは被せる物の角度がシビアに要求される手術になります。その際は、専用のマウスピースを作成し、安全性と正確性を追求します。
口腔外科認定医がいるメリット
インプラント治療はアゴの骨の処置が必要となる外科手術を伴います。そのため、出血に対する処置や粘膜の縫合といった口腔外科の知識や技術が必要とされます。様々な状態に柔軟に対応ができますので、安心して治療をお受け頂けます。
世界レベルで認められる高い品質と安全性
当院では、日本人の骨格に合うように開発された純国産のplaton implantを使用しております。platon systemは品質マネジメントの国際規格であるISO13485の認証を受け、また設計開発管理主体である(株)プラトンジャパンはISO13485:2003の認証を取得しています。
桑名COCO歯科では部分入れ歯にノンクラスプデンチャーという選択肢がございます。保険治療義歯は、入れ歯を安定させるため、残った歯に金属のバネを引っ掛けています。その金属が笑ったときに目立ってしまい、それが原因で入れ歯を外して使わなくなってしまう患者様もいらっしゃいます。ノンクラスプデンチャーは金属のバネを使用しませんので入れ歯だと気づかれにくく見た目がきれいな仕上がりになります。より強度や安定感を向上させたい方は見えない部分にのみ金属を使用することも可能となります。
Valplast（バルプラスト）
スーパーポリアミドというナイロン系の素材でできています。重さが保険の入れ歯に比べて約半分という、薄くて軽い仕上がりになります。また柔らかく弾力性が高いため折れたり割れたりしにくく、装着感が良い上、金属アレルギーの心配がございません。
Esteshot（エステショット）
ポリエステル樹脂を使用したノンクラスプデンチャーです。バルプラストと比較すると素材は少し硬いですが、そのぶん噛み心地が良く、修理や調整のしやすさがメリットとなります。