むし歯や歯周炎といった原因で、歯の神経を治療する場合があります。歯の神経は根の先からアゴ、脳へ繋がっており、噛む感覚や、冷たい、暖かいといった温度を伝えます。一度削った歯や、むし歯が深い歯は、その感覚が過敏になってしまい体が痛みとして認識してしまいます。また神経が感染してしまうと、歯ぐきが腫れてきたり、膿が出てきたりしてしまいます。このようになってしまった歯を再度噛めるようにするためには、神経の治療が必要となってきます。
従来は、手用ファイルといって歯科医師の指の回転のみで感染物を除去する方法でした。しかし、桑名COCO歯科では症例によって、手用ファイルと併用して、ニッケルチタンファイルとエンドモーターという、コンピュータ管理で細い歯の管の中を治療するシステムと、管の中に残った残留物や菌にアプローチできる高周波治療装置と薬剤を採用しております。これらを用いて従来より治療時間の短縮や治療効率を上げ、感染するタイミングを減らすことで、可能な限りの再発防止に努めています。